つまんなかった町が素敵になっていた

今でこそ都会の方に勤め、暮らしていますが、生まれも育ちも立派なド田舎なので、田舎が恋しくなることがあります。私がまだまだ掘りたてじゃがいものような幼少期の頃、我が故郷にはまじで何もなくて、ほんっと何もなくて、家に帰ってスーファミするか、明星を読みあさるかくらいで、月に1回くらい繁華街へ繰り出すことが唯一の楽しみでした。

ところがなんか、最近はどうやら我が地元あたりがオシャな感じでアツいことになっているらしいと、姉から情報を得ました。
「ナチュラルな暮らし」とか「スローライフ」とか「ロハス」とか「ジビエ」とか、田舎の特性を活かしたカルチャーがナウい感じの昨今、わたしも例に漏れずそういう単語が大好物なので(ジビエはそうでもない)地元とあらば実際に行かない手はないなと思いまして、さっそく行ってきました。

行きたかったところ全部は回れなかったんですが、ショートトリップとか、ドライブなんかにはすごくいいところばかりなので、ちょいとご紹介させてくださいね。

ぶどうのたね

福岡県うきは市浮羽町流川428(Map
10:00-18:00 ※)冬は日暮れと共に閉店
http://www.budounotane.com/

まず行ったのは、流川(ながれかわ)っていういい感じの名前の町にある「ぶどうのたね」というところ。くらしのギャラリーと称した雑貨屋さんがメインで、カフェや和菓子屋、着物屋さんなんかが一体に集まってるエリアです。

ギャラリーの佇まいは、まじで人ん家って感じ。いわゆる古民家改築系で、ほんと、建っているさまは田舎のばーちゃんちのソレです。

ギャラリー内には、こだわりの暮らしのアイテムやお洋服が並んでいて、理想の暮らしが詰まっている感じ。このときはちょうど、シャツと帽子の催事があっていました。全部買い占めたいくらい可愛かった。(お値段は可愛くなかった!)

自然が豊かな山の中にあるんですけど、この日はお天気がよくて、ただ歩くだけでも気持ちが良かったです。目的なくふらっと来ても、空間の気持ちよさに癒やされると思います。
敷地内にある樹木さんたちは、きれいに剪定されていて、隠れ家的旅館の雰囲気を感じます。

青々としたもみじがいい感じ。

なんちゅう花かわかんないけど、めちゃキレイ。

 

和菓子屋さんの「葡萄屋」さんには、おみやげにすると喜ばれそうな、可愛らしい和菓子がならんでいました。

写真撮り忘れたんですが、麦こがしっていうどら焼きみたいなお菓子と桜餅を買いました。
おいしかった!

 

帰り道で見つけた、樹の幹から元気に芽を出している双葉さん。
こういうの見つけただけで気持ちがほっこりするようになってしまったので老いを感じます。

 

MINOU BOOKS&CAFE

福岡県うきは市吉井町1137(Map
10:00-19:00
http://minoubooksandcafe.com/

一番行きたかったのがここ。さっきの流川からはだいぶ市街地におりてきまして、白壁の町並みが風情たっぷりの吉井町にあるセレクト本屋&カフェ「MINOU BOOKS&CAFE」です。

アートブックから暮らしの本、マンガや絵本や週刊誌まで、店主さんのセンスをビシバシと感じるラインナップで本がずらりと並んでいます。

わたしは何を買ったかといいますと…

 

うん、どこでも買えちゃう本!!!

いいんです…ここで買うから意味があるんです…。

 

お目当ての本を買うことができましたので、ちょっとカフェのほうで休憩。

左から、母、姉の子(姪)、わたし。
姪っ子は、遺伝子のいたずらのせいで、姉よりわたしに似ています。

あ、そうそう。この日は家族総出でオシャスポットを巡ったっていう謎構図なんです。
父母姉わたし、家族水入らずでお出かけするのは、うっかり久しぶり案件だったかもしれません。
(おしゃれなカフェに連れてくれば両親もそれなりにイケている感じに見えるから不思議。)

これは姉と姉の子(甥)。甥っ子はわたしには似てません。

 

カフェの向かいに黒板があったのでボーッと眺めてたんですけど、書きなぐられている文言(うんち)から察するに、近所の小学生の憩いの場になっている模様。

 

ぱんのもっか

福岡県うきは市吉井町1378(Map
9:00-18:00
https://www.facebook.com/ぱんのもっか-244529372238058/

自他共に認める重度のグルテン中毒なので、おいしくて人気のパン屋が〜とか言われたら行かないわけには行きません。
MINOU BOOKS&CAFEからちょっと歩いたところにある、人気のパン屋「ぱんのもっか」。

むかしは「モナパン」というお名前で運営されてたようですが、お店をリニューアルされたタイミングで、お名前が変わったそうです。
「もっか(木瓜)」という独特の響きは、経営者の娘さんのお名前「花梨(かりん)ちゃん」に由来しているそうで、中国語で花梨のことを木瓜というらしく、そこからそのままお店の名前になったそうです。

(そこあたりのいいお話はちくちっくの記事で読めます。)

で肝心のパンなんですけど、わたし塩パンがめちゃめちゃ好きなんですよ。「寿司屋の良し悪しは玉子の握りでわかる」なんて話があるみたいに、塩パンがうまいパン屋はなんでも美味しいという謎の自論がありまして、とりあえず塩パンを買わせていただきました。
ていうか、人気っぷりに圧倒されすぎてその他のパンに手が出せませんでした…!(平日なのにお客さんでパンパンの店内)

結果、塩パンめちゃくちゃおいしくて、なんでもっとたくさん買わなかったのかとかなり後悔しているので、今度実家に帰ったらまた行ってみます。

 

cake.cafe.miel

福岡県うきは市吉井町1340(Map
11:00-18:00
http://mielukiha.com/

「ぱんのもっか」からさらに歩きまして、白壁の町並みが続く210号線沿いにあるケーキ屋さん「miel(ミエル)」に。

古民家っぽい佇まいとは裏腹に、店内はかなりモダンなインテリアで揃えられていて、開けてビックリ感がすごいです。

あ、そろそろお気づきかと思いますが、この日は食ってばっかりです。

オーナーのパティシエさんは、わたしと同世代くらいの若いメンズさんで、他のスタッフもメンズさん。タルトが有名なようで、旬なフルーツのタルトをメインに5種類くらい揃えてあった気がします。メンズのパティシエさんとは思えないくらい、繊細で洗練された見た目のケーキが並んでおりまして、すごく意外でした。

おみやげに喜ばれそうな焼き菓子も、本当に繊細。華奢。パッケージかわいい。こりゃ吉井マダムに人気なわけです。
あまり写真が取れませんでしたので、オフィシャルサイトなどでその美しいビジュアルをご確認の上、現地で実物をご堪能いただけますと幸いです。

姉がなんらかのタルトを買っていたようでしたが、つまみ食いにあやかれなかったので今度自分で買います。

 

どうやらまだまだ田舎おしゃれスポットが潜んでいるそうなので、しっかり事前リサーチして第2段も近いうちに決行しようかなと思っています。

自分たちの地元やその近辺が注目されるのは、なんだかとても嬉しいです。
きっと昔のわたしと同じように、田舎がつまらないと思っていた世代の人たちが、都会に出ていろんなカルチャーに触れ、センスを磨き上げ、それを地元に持ち帰って、田舎のメリットとうまく融合させているんだなと感じました。いい。すごくいい。

 

最後に、わたし似の姪っ子はどうやら小1にしてカメラに目覚めたようで、姉のデジカメで終始バッシャバシャ写真をとってました。
わたしの方にもめっちゃカメラ向けてくるんで終始変顔してたんですが、奇跡的にすごくおしゃれ風味に写真を撮ってくれてました。

ええやん!

またそのうち田舎散策したらレポートしまーす。

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